当社は9月23日、大阪府との共催で、シニア層に焦点をあてた初の合同就職説明会「ミドルとシニアのお仕事フェスティバル」を大阪市中央区の「エルおおさか」で開催した。

　大阪労働協会や当社と業務委託関係にあるマイナビミドルシニアが運営に協力。採用難に悩む企業側の参加意欲は高く、介護やバス・タクシー、警備などシニア層の雇用に関心のある15社がブースを出展した。

　当日は開場と同時に大勢の求職者が詰めかけた。各ブースで企業側担当者と面談して業務の説明を受け、仕事体験コーナーではバスの運転を体験できるシミュレーターのハンドルを熱心に操る姿も。来場者からは「60歳代でもできる仕事が分かった」「未知の業種でも丁寧な説明で理解が深まった」と好評だった。

　また、道上良司・マイナビミドルシニア社長が「学び直しのすすめ」と題して講演。人生100年時代を生き抜くため、シニアになっても資格やスキルを身に付ける必要性を語り、立ち見も出た会場では受講者が真剣な表情で聴き入っていた。